自分の体、ほぐしていますか?

腕が上がらない、パソコンやスマホばかり見ているので首が痛い、など思い当たる事ありませんか?毎日の生活で、気付かぬうちに体が悲鳴を上げているかもしれません。その悲鳴をキャッチせずそのままにしていると、どんどん固くなり、気づけば全身カチコチに。本来の姿より一回りも二回りも大きく見えてしまいそう。そこで今回は、体の「ほぐし」についてみていきたいと思います。

1.ほぐさないと、どうなるの?

先程も少し触れましたが、いつも同じ姿勢でいる、またいつも同じ側で荷物を持つ。その様に過ごしていると、体は徐々に歪んでいき、さらに圧がかかるのがいつも同じ場所なので、その部位が少しずつ固くなり、血行が悪くなります。その結果、肩こりや腰痛など、様々な症状を引き起こしやすくなるのです。

例えば、洋服でも同じものを頻繁に着ていると、その分生地は傷んでいきます。そしてお手入れもしないとなると、毛玉が出来たり、よれよれになったり、消耗も早くなりますね。

体も同じです。

毎日一生懸命動いている体をお手入れする、そう、ほぐしてあげましょう。ほぐすことでむくみ解消にもつながりやすいです。面倒だと思うかもしれないですが、簡単に出来るほぐし方法も沢山ありますし、ほぐすことで作業効率も上がるとよく耳にするのでおススメです。

2. ほぐすにはどうするといいの?簡単ストレッチのすすめ。

「ほぐす」にも色々なやり方があると思いますが、「ストレッチ」はおススメです。ストレッチにも座っても出来るもの、立って行うもの、横になってやるものなど様々な種類があります。これならできそう!と思うものをまずは見つけてみてください。例えば、ずっとパソコンの前に座っていると首が少し下向き加減になりやすいですね。そこで、1時間に1回でも良いので、頭を後ろに倒し数十秒首を伸ばしてみてください。今度は頭を右側に倒して伸ばす、次は左側に倒してまた伸ばす。これだけでも、首、鎖骨、肩のあたりまで伸びて気持ちがいいと思います。

もう少し出来そう!と思われた方は、肩回しもおススメです。肩に指先を置き、そのままゆっくりと後ろに回し、その後、前にも回してください。肩甲骨を動かすと、脂肪燃焼効果も期待できるようなのでお得ですね。

ストレッチをする時の注意点は、必ず呼吸をしながら行うことです。息を止めてやらないように気をつけましょう。

ここでは主に首・肩回りのストレッチをご紹介しましたが、他にも二の腕やお腹・下半身など沢山あります。例えばずっと座っていると、お尻もだんだん固くなってしまいます。まずは気になる部位から始めてみるのも、楽しく出来る1つの方法かもしれないですね。

他にはラジオ体操もおススメです。ラジオ体操は全身運動といえるでしょう。屈伸運動やひねりがあり、また体全体を使って伸びをするなど、体をくまなく使って動かします。朝早く起きてやってみるのもよし、休憩時間に少しだけやるのもよし、試してみてはいかがでしょうか!

3.まとめ

腕が上がらないなど、毎日の生活で、気付かぬうちに体が悲鳴を上げているかもしれません。そのまま放っておくと全身カチコチに。なかなかまとまった時間は取れないと思いますが、歯磨きしながらやってみるなど、少しずつストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか!一生懸命動いている体、ぜひ労わってあげたいですね。

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