今日、眉毛が決まらない!しっくりこない!そのようなことありませんか?失敗して描き直しになると、ファンデも一緒に取れてしまうので描きにくくなります。また、実際に描き直してみると、最初よりも濃くなってしまった!なんてこともないでしょうか。
眉毛はお顔の印象を左右する大事なパーツだからこそ1回で仕上げたい!そのために大切なのは土台となる自眉です。今回は、朝さっと簡単に仕上がる眉毛を目指すため、土台となる自眉作りを見ていきたいと思います!
1.理想的な眉毛の形とは?
一般的な王道の眉毛の形とは、
- 眉頭が小鼻の付け根~目頭のあたり
- 眉山は黒目~目尻の間
- 眉尻は小鼻~目尻の延長または口角~目尻の延長をたどった位置
と言われています。眉山は眉頭よりも1~2mm上に描くと自然な形になりますね。まず、描く時は、まず眉頭・眉山・眉尻の3か所に目安となる点を打ちましょう。そこからつなげていくと描きやすいのでおススメです。ただ、お顔のパーツの位置によって眉毛のバランスも異なります。お手入れする時は、必ず鏡を引いた状態でもチェックしながら行うようにしましょう。
この眉毛の形を基本に、お顔の輪郭によって長さや眉毛の角度のバランスは変わります。では、輪郭ごとに眉毛の形はどのように変わるのか見ていきましょう。
①卵型
卵型は理想のお顔の型と言われていますね。眉毛の形もストレートでもアーチ型でも基本的にどのような形でも似合うようです。ストレートの場合は、眉頭と眉山は基本と同じです。眉尻は小鼻~目尻の延長線上に点を打って直線気味につなげるように描いてみましょう。アーチ型にしたい場合は、点を打つ場所は同じです。3点を丸くつなげるように描いてみましょう。ストレート型はシャープで知的な印象、一方アーチ型は柔らかく女性らしい印象になります。描き分けられるといいですね。
②丸顔
丸いお顔の場合は、幼い・子供顔の印象を持たれやすいですね。そのため、お顔の縦の比率を長く見せるとよりバランスが整うようです。そのため、骨格に合わせて角度のあるアーチ型眉がおススメです。横長を強調する平行眉は避けたいところです。そして、出来れば少し長さを出してあげるといいでしょう。眉山は黒目よりも外側、目尻は小鼻~目尻の延長よりも少し長めがおススメです。
③面長顔
面長のお顔の場合は、縦に比率が長いのであまり角度をつけない平行眉が良いようです。角度をつけてしまうと、縦の比率を強調していまい、バランスが整いにくくなります。そして、長すぎると顔が大きく見えてしまいがちです。眉頭は目頭、眉山は黒目の外側~目尻寄り、眉尻は口角~目尻の延長線にしましょう。短めに描くのがおススメです。ただし、角度をつけないので同じ太さになりやすいので要注意です。貼り付けた眉毛に見えないよう、眉尻に向かって細くなるように描いていきましょう。
④ひし型・逆三角形型
こちらの場合もおススメなのは平行眉ですが、眉山には丸みをつけてあげましょう。ただし、角度をつけないように気をつけてください。お顔で一番横の比率が長いのがこめかみの辺りになります。この余白を埋めるように長めに描いていきましょう。眉頭は目頭、眉山は目尻のあたりが良いですね。そして、眉尻は小鼻~目尻の延長線より少し長めに点を打ちましょう。とくに眉頭は少し眉間を離してあげると「抜け」が出来、柔らかい印象になります。
⑤ベース型
ベース型のお顔の場合は、横幅が広めに見えてしまいがちです。そのため、やや角度をつけた少し長めのアーチ眉がおススメです。眉頭は小鼻、眉山は目尻のあたりがいいようです。眉尻は小鼻~目尻の延長線より少し長めに点を打ちましょう。気持ち長めに描くのが良いかもしれません。
お顔の形に合わせ、眉頭・眉山・眉尻を結んでいくと、理想の眉毛バランスが出来上がると思います。もし、左右で違いが出ている場合は、お顔全体が映る鏡で少し下がって引いて見て、調整してみましょう。出来上がったこの形が、眉毛のお手入れ時にも活用できます。この眉毛をガイドラインにして、早速お手入れをしていきましょう。
2.正しいお手入れ方法とNG行動は?
では、ここからは眉毛の整え方です。用意するものは、眉カット用のはさみ、眉用のコームです。まず、先ほど描いた理想の眉毛のガイドラインからはみ出た毛から始めます。眉用ハサミを使って1本ずつカットしていきましょう。毛の上側から始めていき、ガイドラインから大きく外れている場合は根本からカットしましょう。毛先だけ出ている場合は毛先のみで良いですね。この時、眉毛の周りの毛は毛抜きを使うのではなく、ハサミでカットしてください。毛抜きで抜いてしまうと、徐々に毛が生えなくなってしまいます。経験のある方も多いのではないでしょうか。
また、瞼付近の毛もハサミでのカットをおススメします。毛抜きで抜いていると、皮膚を引っ張ってしまうため瞼のたるみにつながります。気をつけたいで すね。
次はガイドライン内の眉毛の長さを調節していきます。
コームで毛流れを整え、どの向きに毛が生えているのかを見てみましょう。眉頭は下から上、眉中は下から上と上から下の混合に生えています。眉山から眉尻は上から下に向かって生えていますね。この方向に向かって、まずはコームを眉毛に垂直に当てましょう。そして先ほど描いたガイドラインまでコームを移動し、そこから出た毛をカットします。この時、コームが垂直でなく寝かせた状態でカットしてしまうと、毛の長さが短くなりすぎてしまうので注意しましょう。とくに眉中は毛の流れが混ざっています。それぞれ下から上、上から下とコームを垂直に当てた状態で、ガイドラインまでコームを移動するようにしましょう。
眉毛のお手入れをする時、電動シェーバー、毛抜きを使う方が多いと思います。ただ、電動シェーバーは小回りが中々利きにくいのが難しいところです。思いのほか削り過ぎてしまうことや、まつげを切ってしまうこともあります。また、毛抜きも先程もお伝えしましたが、毛が生えてこなくなる可能性や、皮膚を引っ張るのでたるみにつながるリスクがあります。なるべくハサミを使い、どの毛をカットすべきなのか見極めていきましょう。1本1本慎重にカットすることをおススメします。
3.眉が整うと色々な顔が楽しめる
ここまで土台である自眉が整うと、いざメイクする時も簡単!さらに楽!ですね。まずは、眉頭から眉尻にかけて淡~濃くなるようにパウダーで色をのせます。そして、毛が足りない所だけペンシルで1本ずつ書き足しましょう。最後に必要な方は眉マスカラで色味を整えて完了です。眉毛が上手くいくだけで、お顔全体がキュッと引き締まり、美人度が増していきます。
基本の形が整っていると、そこからアレンジすることも出来ます。例えば、可愛いい印象にしたい時は、眉尻を口角~目尻の延長線上までにして少し短めにすると良いですね。逆に大人っぽい印象にしたい時は、眉尻を小鼻~目尻の延長線上にして少し長めにするのが良いでしょう。眉毛1つで印象や雰囲気を変えることが出来ます。
自分に合う形が理解できていると、そこから応用が利きます。さらに新しいことにもチャレンジしやすくなります。朝起きた時のお顔も日によって違いますね。今日は長めにしてみようかなとか、髪型や服装に合わせて変えてみるのもいいでしょう。眉毛はその人の印象を大きく左右する大事なパーツです。基本の形だけでなく、そこから新しい自分に出会うべく、様々なアレンジも楽しんでみてくださいね。
4.まとめ
今日、眉毛が決まらない!しっくりこない!そのようなことありませんか?失敗して描き直しになると、ファンデも一緒に取れてしまうし、実際に描き直してみると、最初よりも濃くなってしまった!なんてこともないでしょうか。眉毛はお顔の印象を左右する大事なパーツです。だからこそ1回で仕上げたい!そのために大切なのは土台となる自眉です。自眉が基本の形に整うことで、その先、色々なお顔を楽しめると思います。まずは基本からしっかりと整えていきましょう!