目元にシワ!?ふっくら目元を取り戻せ!

「ファンデーションがシワに溜まる」、「アイシャドウがまぶたに溜まる」、「笑った時の目尻のシワが気になる」、など目元のシワが気になることありませんか。自分なりのお手入れをしてみるけれど、中々効果が発揮されないこともあるでしょう。そこで今回は、アイケアについて見ていきたいと思います。

1.なぜ目元にシワが入るの?

目元のシワの原因は、シワが起きている場所によって異なるようです。では場所ごとに見ていきましょう。

①目の下にシワが入る場合

この場合の主な原因は2つあります。1つ目は、涙袋や下まぶたの「たるみ」です。目元のお化粧を落とす時、擦り落としていないでしょうか。また、コンタクトレンズを外す時を思い出してみてください。下まぶたを思い切り引っ張って伸ばしていないでしょうか。このような些細な習慣が積み重なり、徐々に下まぶたのたるみを引き起こしていきます。

そして2つ目は、「乾燥」と「紫外線」です。乾燥や加齢によってハリは低下します。さらに紫外線による光老化で肌の弾力がさらに破壊されていきます。紫外線にほんの少し当たっただけで、お肌の弾力に欠かせない「コラーゲン」や「エラスチン」に影響を及ぼします。そしてこれを放ったままにしているとどうなるでしょう。なんと浅いシワからどんどんと深いシワへと変化してしまいます。気が付いたらすぐに対処するようにしましょう。

②目尻にシワが入る場合

目尻は、「乾燥」によるシワと「表情」によるシワの2パターンあります。

目尻に細かく広がっている状態のシワは、「乾燥」が主な原因となります。いわゆる「ちりめんジワ」と呼ばれるタイプのシワですね。湯船に浸かり、お風呂上りに目尻のシワを見てみてください。もし、シワが消えているならば、「乾燥」が原因である可能性が高いでしょう。

一方、笑ったときに目尻に生じるシワは、「肌弾力の低下」と「表情筋の衰え」が原因のようです。「笑いジワ」と呼ばれるタイプのシワですね。笑った時に目尻に深いシワが入るようなら「肌弾力の低下」が原因です。肌弾力低下の原因としては、やはり紫外線が挙げられます。お家にいる中でも、日焼け止めを塗るようにしましょう。

2. 目元のケア方法は?

では、どのようにケアを行うと良いのでしょうか。ここでもシワが起きている場所ごとにケア方法を見ていきたいと思います。

①目の下にシワが入る場合

1.化粧水パック

目の下のシワに対しては、水分をしっかり入れることをおススメします。

その方法は、「化粧水パック」です。

顔全体に化粧水をつけた後、コットンにたっぷりと化粧水を出します。そして、2枚に裂いて目の下に貼り、約3分そのまま待ちます。乾燥を防ぐために、上からラップを貼るのもおススメです。 3分経過したらコットンを取り、乳液や美容液などで保湿をしましょう。

2.アイクリームパック

こちらは、目元専用のアイクリームを使用したパックです。目元の皮膚はとても薄くデリケートです。フェイス用クリームを使用すると、含まれる成分によって刺激が強すぎるようです。そのため、目元専用のものを使うようにしましょう。

厚生労働省でシワの改善効果について認可を受けている、レチノール、ナイアシンアミド、ニールワンといった成分が含まれるアイクリームもあります。中でもレチノールは少し強いタイプの成分です。敏感肌の方には、ナイアシンアミドの方が向いていると言われています。ただし、これはあくまでも参考程度にし、必ずサンプルで試してみてください。もしくは皮膚科で相談し、使用しても大丈夫かどうか相談してからにしましょう。

まず目の下のシワ部分にクリームをたっぷり乗せます。そしてその上にラップを乗せて10分~15分程そのままの状態で待ちます。

時間が経過したら、ラップをはがし、目の下に残ったアイクリームをなじませましょう。なじませるときは、皮膚が動かない程度の力で優しく行ってください。ここで擦ってしまうと、シワが深くなってしまうので要注意です。

なお、アイクリームパックを行わない場合は、大胆にクリームを塗りましょう。ゴーグルゾーンと呼ばれる眉毛の上から目の下まで広範囲にかけて塗ります。そして、横は眉間まで広めに塗ると良いようです。

②目尻にシワが入る場合

目尻のシワのケア方法で効果的と言われているのが、頭皮や耳周りのマッサージです。少し意外かもしれません。もちろん、化粧水やクリームパックも取り入れるのも良いですね。

ここでは2種類のマッサージ法をご紹介します。マッサージをする時は、指の腹を使って行いましょう。また、湯船につかりながらやるのも良いようです。

1.頭皮マッサージ

前頭部、真ん中、後頭部の3か所に分けてマッサージします。

まずは、こめかみから生え際に沿って頭の上までほぐします。この時に指をジグザグに動かしていくとほぐれやすいのでおススメです。

続いては、耳の上から頭頂部に向かってほぐしていきます。

そして最後は、耳の後ろから頭の形にそって頭の上までほぐしていきましょう。 とても簡単なので、頭を洗う時に行うのもいいですね。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

2.耳周りのマッサージ

まずはこめかみをほぐします。こめかみは目尻のシワに直接つながる部分なので、優しく丁寧にほぐしていきましょう。

次に、人差し指と中指で耳を挟み、優しく引っ張りながら回します。

そして親指と人差し指で耳を持ち、耳全体をほぐしましょう。上から下へ、またその逆へと3往復程度、軽く引っ張りながら優しくほぐしていきます。

この流れを3回程繰り返します。最後に、耳の後ろの窪みから鎖骨に向かって老廃物を流すイメージで少し強めにさすりましょう。

これで耳周りのマッサージは完了です。隙間時間で出来ると思うのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

3.まとめ

「ファンデーションがシワに溜まる」、「アイシャドウがまぶたに溜まる」、「笑った時の目尻のシワが気になる」、など目元のシワが気になることありませんか。自分なりのお手入れをしてみるけれど、中々効果が発揮されないこともあるでしょう。でも、少しずつでも続けていくことが、改善の近道となります。効果が見られないからやらない、なんてことになるとシワはどんどん深くなるばかりです。

合わないものは少しずつ替えていきながら、諦めることなくふっくら目元を目指して頑張っていきましょう!

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