お肌のくすみ改善。血色肌を取り戻そう!

鏡を見た時、「あれ?なんか顔色悪い?」「お肌がくすんでる?」「明るく健康的なお肌になりたい!」「透明感が欲しい!」と感じたことありませんか?毎日の疲れやストレスなど、様々なことが原因で生じる「くすみ」。お顔がくすんでいると、気分もどんよりしてしまいます。くすみに負けないお肌作り、見ていきましょう。

1. あなたのくすみは何色のくすみ?

くすみは顔色のことだけではなく、お肌の状態のこともいうようです。「グレーがかった色」や「茶黒っぽい色」、「青白い印象」や「黄色っぽく見える」、「お肌がゴワゴワしている」など様々です。それぞれの原因と改善方法は異なりますので、より詳しく見ていきましょう。

2. くすみの原因と改善方法

では、それぞれの「くすみ」の原因と改善方法を1つずつ見ていきます。

①グレーがかった色

このくすみの原因は「乾燥」によるものです。「口元などが粉を吹いている」「毛穴が目立つ」「季節の変わり目や花粉の時期になるとお肌が荒れやすい」など、お肌が乾燥することでキメが乱れハリが低下し、その結果できた影によりくすんで見えるようです。

改善方法としては、やはりしっかり保湿を行うことです。とくにオフィスだと、1日中エアコンが効いていることが多いですね。そこで、日中の乾燥対策として活躍するのが、ミストタイプの保湿美容液です。香りに癒されますし、良い気分転換になります。水分だけのタイプですと、肌につけた後に蒸発してしまい、より乾燥を招いてしまいます。油分が適度に含まれているものを選ぶといいでしょう。

②茶黒っぽい色

このくすみは、日焼けなどによる紫外線、また摩擦によって生じた「メラニン」がうまく排出されないことが原因とされています。普段の生活で「屋内外問わず日焼け止めを塗る習慣がない」「クレンジングや洗顔・スキンケアの時に肌をゴシゴシ擦っている」、お肌とこのように接していると、肌は自らを守るため、「メラニン」を生成します。生成された「メラニン」は、通常、お肌のターンオーバーで排出されます。しかし、紫外線や摩擦の影響でターンオーバーが乱れると、うまく排出されず色素沈着して、それがくすんで見えるようです。

改善方法としては、面倒かもしれないですが日焼け止めは必ず塗る、そして肌に触れる時は絶対に擦らない、この2つがポイントです。メイク用品にUV効果が含まれているものも沢山ありますが、時間が経つとどうしても崩れてしまいます。こまめにお化粧直しが出来れば良いですが、中々難しい場合は、やはりメイク前の土台としてしっかりと日焼け止めを塗ることをおススメします。また、お肌を擦ることはなるべく避けましょう。急いでいると、つい力が入りやすくなります。「優しく、優しく」と口ずさみながら触れるのもいいかもしれません。

③青白い印象

このくすみは「血行不良」が原因です。日頃の「運動不足」「ストレス」「冷え」「疲労」「むくみ」などにより、血流が滞り肌に充分な栄養が届かず、毛細血管が青く浮き出てくることで、くすんで見えるようです。

改善方法としては、体を冷やさないためにウォーキングなどの適度な運動で体を動かす、湯船にしっかりとつかる、体を温める食材も積極的に取り入れることが大切です。日中は、ホカロンや腹巻などを用いて対策をしましょう。「冷え」は万病のもとと言われるくらいなので、甘く見てはいけません。適度な運動や湯船につかることは、ストレス発散にもつながります。シャワーだけで済まさず、じっくりと汗をかき老廃物を排出して、体内の新陳代謝を整えていきましょう。

④黄色っぽく見える

このくすみは「糖化」が原因です。「甘いお菓子や飲料をよく飲む」「炭水化物ばかり食べる」「朝食を食べない」などをしていると、血液中の糖質が蓄積し、それがお肌のたんぱく質と結合することでAGEs(最終糖化産物)が作られます。それによりくすんで見えるようです。

改善方法としては、血糖値が急激に上がらないような対策をとること、また適度に運動し、エネルギーに変えることが挙げられます。食事に関しては、食べる順番を野菜から始める、また甘いお菓子や飲み物は量を抑えることがいいでしょう。カフェオレやジュースは美味しいので飲みたくなりますが、太る原因にもなります。これを機に、毎日飲んでいるなら2日に1回にしてみる、1日に何度も飲んでいるなら回数を減らすなど、少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。また炭水化物の過剰摂取も要注意です。炭水化物はエネルギー源になるので全く摂らないことは良くないですが、過剰も良くないので気を付けましょう。

⑤肌がゴワゴワしている

このくすみは「角質」が原因です。年齢を重ねるごとに、お肌のターンオーバーのサイクルは遅くなります。しかし年齢だけではありません。疲れや睡眠も影響します。とくに注意したいのが「睡眠の質」です。夜遅くまでスマホを触っていませんか?寝る前のブルーライトは、睡眠の質の低下につながります。睡眠が充分にとれないと、お肌の水分量も低下し、乾燥が加速してしまうようです。このように過ごしていると、ターンオーバーは乱れ、本来はがれるべき角質が残り厚くなることにより、くすんで見えるようです。

改善方法としては、やはり睡眠の質の向上、またバランスの良い食事、定期的に角質ケアを行うことです。睡眠の質を向上するためには、湯船につかることや適度な運動がおススメです。寝る前のスマホを控えることも効果的ですね。また、定期的に角質ケアも行うと良いでしょう。ただし、やりすぎは禁物です。角質ケアを行った後は、いつもよりしっかりと保湿をしてあげましょう。

3.まとめ

鏡を見た時、「あれ?なんか顔色悪い?」「お肌がくすんでる?」「明るく健康的なお肌になりたい!」「透明感が欲しい!」と感じたことありませんか?毎日の疲れやストレスなど、様々なことが原因で生じる「くすみ」。お顔がくすんでいると、気分もどんよりしてしまいます。一刻も早く「くすみ」なんて吹き飛ばしてしまいましょう!

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