プラセンタ注射とは、サプリメントやドリンクと並ぶプラセンタの摂取方法のひとつです。直接体内に投与するので、効果をいち早く実感しやすいと言われています。しかし維持していくためには、どれくらいの頻度で接種するといいのでしょう?また費用面も気になるところです。プラセンタは継続することでより効果を感じやすいので、中にはサプリメントと併用している方もいるそうです。では実際にプラセンタ注射の頻度や費用面など見てみましょう。
1.注射で用いるプラセンタと摂取方法
一般的にプラセンタ化粧品やドリンク・サプリメントでは主に馬・豚由来のプラセンタが用いられています。一方、注射で使う医療用に関しては厚生労働省で認可を受けたヒト由来のプラセンタを使用しています。ラエンネックやメルスモンが有名ですね。
プラセンタ注射には、主に接種方法が「皮下注射」と「筋肉注射」の2種類があります。「筋肉注射」は肩に打つことが多く強い痛みが出やすいです。そのため、主に上腕に接種する「皮下注射」が一般的といえるでしょう。
他にも、「静脈注射」や「点滴」で行う病院もあるそうです。「静脈注射」は吸収されやすく、より早い段階で効果を感じやすいと言われています。しかし、その分体内に残っている期間が短いのが特長です。ただし、「静脈注射」は「血圧低下」や「ショック状態」が起こる可能性があるため「認可」はされていません。そのため、「静脈注射」や「点滴」での投与はおススメしません。「認可」をされていないにもかかわらず、即効性があるために「静脈注射」や「点滴」を行っている病院もあるようです。どのような接種方法を設けているのかよく確認した上で病院を選ぶのがいいでしょう。
2.接種頻度・費用面はどのくらいなの?
では、どれくらいの頻度で接種するのでしょうか。最初の1~2ヶ月は週に1~2回が目安です。その後は1、2週間に1回のペースで注射するのが一般的です。費用面は、美容目的に行う注射は自由診療のため金額は医療機関によって異なります。
1アンプルおよそ1,000円~3,000円で、1回につき2・3本打つことが多いようです。そうすると、1日の金額が2,000円~9,000円となります。1回2本の接種で週2回のペースで1ヶ月通うと、最低限20,000円は予算として見ておくと良さそうですね。
3.プラセンタ注射のメリット・デメリットは?
では最後に、注射のメリット・デメリットを見ていきましょう。
先ほども少し触れましたが、注射は吸収が早いため、サプリメントやドリンクに比べると効果を早く実感しやすいことがメリットです。一方デメリットは、注射時に痛みを伴います。そして、医療機関に毎回足を運ばなければならない、という点が挙げられます。また、価格面においても注射は少し費用がかかりますね。
サプリメントは、注射に比べると即効性は物足りないかもしれません。ただ、自宅で手軽に摂れること、飲むだけという利便性があります。そのため、基本はサプリメントを飲んで、月に1・2回注射を打つというように併用する方も少なくありません。
4.まとめ
プラセンタは継続することでより効果を感じやすいので、大切な事は持続することです。プラセンタ注射の頻度や費用面について見てきましたが、「継続」ということに重きを置くと、注射だけではなくサプリメントとの併用も意外といい方法かもしれないですね。